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Hartshillと村の名前を聞いてもピンとこない。これ普通だと思います。私も運河沿いにあるこの村を特に聞いた覚えもないし何とも思ったことがありませんでした。 少し調べてみると詩人のMicheal Draytonが誕生した村との事。と言っても私は英文学を学んだ訳ではないし、特にpoetryは分かりません! でも「Micheal Drayton」どこかで聞いた名前…🤔 思い出しました! シェイクスピアが亡くなる前に一緒に飲んでたという友達の1人です! シェイクスピアは1616年に52歳という若さで亡くなりましたが、その原因は風邪をこじらせた結果の肺炎と言われています。何故風邪をいたかというと、Welford on AvonにあるパブThe Bell Inn(私の大好きな一押しパブ)で、1616年にMicheal DraytonとBen Johnsonと3人でガンガン飲んだ末にシェイクスピアは酔っ払いながらも歩いて帰ったそうです。普通に歩いて1時間半かかる道のり。途中激しい雨も降ってきて、ずぶ濡れになり風邪をひいて肺炎になり他界したのです。もう1人のBen Johnsonはロンドンの人、Welfordで飲んでいたという事はBen JohnsonもMicheal Draytonも遠くから来ているので、The Bell Innに泊まったはずです。 刑事ドラマの仮説のようになってしまいましたが、私の行くパブで400年前にお酒を飲んでたDraytonさん、そして今私はDraytonさんの生まれた村にいる。急に身近な人物に思えてきました! 3人の写真を集めて飲んでいる様子を想像してみよう! 上がシェイクスピア、左下がBen Johnsonで右下がMicheal Drayton。 何だかzoom飲み会みたいですが、これがシェイクスピアの最後の飲み仲間です🍻 どんな事を話しながら飲んでいたんでしょうね? Hartshillを歩いてみたくなり、お散歩に出かけました。 まずは運河沿いから。Canal&River Trustのメンテナンスヤードです。運河全盛期時代のままで、趣があります。 運河に架かる橋を渡って小さな坂道に出ました。坂を登って行くとAnker Valleyが見渡せます。コベントリー運河は野原の下の屋根が見える所あたりになります。ここの周辺には石切場がたくさんあったようで、切り出した石を昔はAnker川で、次は運河で、その後は列車輸送になって今はトラックで輸送しているそうですが、使われなくなった石切場がカントリーパークになったりしていて、緑豊かです。 少し空が暗くなって来たので、もう一つの小道を下って運河戻ろうと思います。 この小道の名前は「アップルパイ レーン」昔アップルパイを売っているお店があったのでしょうか?可愛らしい名前です。 キャビンに入るとすぐにパラパラと大粒の雨が降ってきてギリギリセーフ!✌️ ボートAurigaと立派なお髭のボートマン、名前は知らないけど、とてもフレンドリーで、何と言っても運転技術が素晴らしい! 燃料も満タンになったし、この先の詳しい地図も手に入ったし、後は食料を調達出来れば言う事無しです! 好きなものを食べながら、好きなワインを飲みながら、ちょっと余裕を感じながら安心してクルーズ出来る日が待ち遠しい。 缶詰、乾物、冷凍食品の非常食状態から早く脱出したいです〜😅
by captainpook
| 2020-07-05 04:00
| お一人様クルーズ
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